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帝都初恋心中【第1巻】のネタバレ感想と無料で読む方法!最新刊の発売日情報も

帝都初恋心中【第1巻】は2017年6月29日に発売されましたのでネタバレを紹介していきます。

次の第2巻は発売周期的に2017年9月26日ごろに発売される可能性が高いですね!

「ただ私に愛されていればいい―」
時は大正。
16歳の少女・吉野花織が結婚したのは
20歳で伯爵・社長の美園環。
環は“毒の伯爵”“死神貴族”などと噂される悪名高い男。
訳ありの結婚だったが、環の隠された素顔や優しさ、深い愛、初めての快感に溺れていって…

ネタバレを先に紹介しますので、無料で読む方法が知りたい方は、下の目次からジャンプしてください!

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帝都初恋心中【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

大人気帝都初恋心中のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください。

とても面白い作品なので是非、実際に漫画でも読んでみてくださいね。

帝都初恋心中【第1巻】のあらすじ

時は大正―――

花織は小さな商社を経営する父を支え、一平民として平凡に生きてきていた

父が何者かに毒殺されるまでは―――

 

世間は花織の父の会社のライバル会社、社長”美園 環”が犯人だと騒ぎ立てていた

環は復讐を誓った花織のことを嘲笑い、自ら結婚の申し出をしてくる

しかしそれは、後に花織を真犯人から守るためだと判明し、結婚を受け入れて半年―――

花織の今は幸せだと思っているのだが・・・

花織はどこか不安が拭えずにいた

 

花織は元平民であり、今までの生活では家事をすることが生きがいに近いものだった

しかし、環は花織に仕事はさせず何もしなくて良いと言う

その状況に我慢ならなくなってしまった花織は、本来使用人がするべきである家事を自ら進んで行うようになる

花織は不安だった

そもそも環は自分のどこが好きになったのだろう、今朝どうして不機嫌だったのだろう・・・

そんな思考が花織の頭の中を巡っていた

 

花織は使用人に相談をすることにする

花織「何もせずにただ甘えるなんて嫌、この家での私の役割を見つけたいんです」

花織(自信を持ちたい、妻として・・・)

その相談に使用人たちは、

使用人「っ・・・奥様、なんっって可愛らしい!!」

「そういうことでしたら、ご協力させてくださいませ♡」

使用人たちは快く相談に乗ってくれていた―――

 

使用人たちからのアドバイスを受け、花織が取った行動とは・・・

”花織の手作り弁当を会社までお届けすることだった”

使用人たちは新妻らしいし、環もきっと喜んでくれるだろうと・・・

 

外出するにあたり、花織は洋装へと着替えていた

普段花織は着物を着ていて、洋装には不慣れであった

そんな花織が街へ出かけると、金色の髪をした外国人にナンパされてしまっていた

花織はなんとかナンパを振り払い、環の元へと足を急がせた

 

一方環は商談中であった

しかもその商談相手は先程花織をナンパした”バルト”であった

だが環にはバルトが花織をナンパしたことを知る由もなかった

環「・・・商談の前くらい控えられないのか、バルト」

バルト「君だって目の前に美しい花が咲いていたら愛でるだろう!?」

そんな話をしているバルトに環は呆れてしまっていた・・・

商談自体は成立しており、バルトと環の関係は良好であった

環は20歳という若さで社長、地位も金も才能も生まれ持っており羨望の眼差しは多かった

 

花織は環の会社へと到着していた

しかし会社内はとても大きな建物であり、花織は迷ってしまっていた

花織があたふたしていると、通路に声が聞こえてくる

「社長!!お待ち下さい、無理です。自分にこんな大きな商談・・・」

環の部下の声であった

商談自体とても大きなものであり、リスクもあるものだった

環は成功すれば昇進、地位も金も手に入ると言うが、失敗すれば解雇-クビ-

平民である部下にとって仕事がなくなるということは死刑宣告されるのと同じであった

部下はそんな環を”人殺し”などと言うが、そこへ花織がやってくる

花織「誰も・・・誰も殺してません」

「最初から全てを手に入れる人なんていませんよ」

「大丈夫、環さんはちゃんと頑張った人を殺したりしません」

「環さんのやり方みたいで、自分が悪者になろうとするんですよ」

花織は精一杯の笑顔で部下に語りかけていた

花織「わたしも騙されましたけど、本当は優し・・・」

花織の言葉を遮るように環は花織を抱き寄せ、唇を重ねた

環「奥さん・・・少し黙ろうか」

そう言うと環は花織の手を引き近くの部屋へと入っていった

 

環「何故ここにいる?夫の仕事に妻が口をだすのはあまり感心しないな」

花織は何も言えずにいた

花織(私失敗した?こんなはずじゃなかったのに・・・どうしよう)

嫌な考えが頭を巡ったが、花織は本来の目的を思い出す

花織「ごめんなさい・・・ちょっと届け物を・・・」

「環さんが人殺し呼ばわりされてるの、どうしても聞き流せなくて・・・それで、つい」

花織は口ではそう言うが、頭の中は後悔が大きかった

花織(私何もしないほうが良かったのかな・・・環さんのために)

(私ができることなんて・・・)

環「―――許さない、お仕置きだ」

環はそう言うと、不安で押しつぶされそうな花織を抱き寄せ、唇を重ねた―――

帝都初恋心中【第1巻】のネタバレ

環たち美園家は”毒の伯爵””死神貴族”などと呼ばれていた

近づけば殺される、利益のためなら手段を選ばないなど、様々な噂が立てられていた

巷では現在麻薬を流しているのは美園家だとまで―――

 

環が仕事で家を空けてから3日、花織は我慢できなくなり使用人から居場所を聞いた

花織は道中、見覚えのない女性と環が建物へ入っていくのを目撃し怪しんでしまう

花織は心配になり、その建物へと入っていくが警護によって捕まってしまう

捕まってしまった花織が連れて行かれた場所、それは環と見覚えのない女性がいる部屋であった

部屋内はクラクラする香りが漂っており、目がうつろな人までいた

どう見ても普通じゃない部屋であった

花織(環さん、なんでこんな所に・・・)

花織の頭に一つの考えがよぎってしまう”麻薬”と・・・

 

環やバルトの様子もどこかおかしかった

その女性は花織のことを不信がり、警察ではないのかと警戒していた

その女性は花織のことを処分しろと警護に命じるが、バルトがそれを遮った

バルト「この子は僕にいただけませんか?正体を吐くまで可愛がりましょう」

花織は何を言ってるのか分からなかった

バルトとは知り合いのはずなのに、何故知らないフリをするのか

しかし環がそれを遮り、花織と唇を重ね何かを飲ませた

環「殺してしまうのは惜しいかと、若く美しい女はそれだけで価値がある」

「こうして薬漬けにして愛玩用とすれば高く売れます」

その女性は薬で火照っている花織を見て、

女性「・・・いいわ、私にも頂戴」

と言い、バルトから薬を受け取っていた

その間花織は体が熱く、心臓の音がとても大きくなっているのが分かっていた

環「取引成立ですね、マダム」

環がそう言ったのを聞き、花織は確信してしまっていた・・・”美園家の噂”を―――

 

その女性から花織をどこかの部屋へ閉じ込めておくよう言われた環は花織を連れて部屋から退室していた

連れて行かれる途中、花織は何度も声を掛けるが環の返答はなかった

別の部屋へ連れ込まれた花織は覚悟を決めてしまう

環「・・・体が疼いて辛いだろう、お前に飲ませたのはそういう薬だ」

「今楽にしてやる」

環はそう言い、花織の着物を脱がせていく

花織はその最中、環とのこれまでの思い出を頭に浮かべていた

花織は抵抗を止め、

花織「・・・続けてください、私は環さんになら何をされてもいい」

「それにこの体は喜んでいるだけです、3日ぶりの環さんの手に」

「薬なんて環さんが使うはずありませんから」

花織はどうしても信じたくなく、その言葉が自然と口から出ていた

しかし環はその言葉に対し、

環「私が愚かだった、今までのお前の行動力を考えればこんな自体が予見できたものを・・・」

そう言い、花織の手を頭の上で縛り付けていた

環からは一言の弁解さえなかった―――

 

急に部屋の扉が開き、警察が押しかけてきていた

花織はもう言い逃れできない、全てを諦めるしかない

そう覚悟を決めいたのだが・・・警察の言葉衝撃だった

警察「お役目執行、御見事で御座います、美園伯爵」

環「御苦労、あとは貴殿らに任せたい」

花織は理解不能であった

頭の回転が止まる、この状況は何だと・・・

警察に続き、バルトも部屋へと入ってきていた

バルト「マダムが持つ取引ルートは全部聞き出せたよ」

花織「・・・え??」

花織には何がなんだか全く分からなかった―――

 

マダムの建物から自宅へと帰ってきた環と花織

そこにはバルトも来ていた

バルトから何故花織があそこにいたのかなど色々聞かれるが、花織が知りたいことは一つだった

花織「・・・ごめんなさい、私会社から環さんたちを尾けたんです」

「綺麗な女性と一緒だったからその・・・」

環「つまり信用できなかったわけだ」

環にそう言われ、花織は今にも泣き出しそうだった

花織「さびしい・・・です、最初の父さんの事件も今回のことも私何も知らなかった」

「どうして教えてくれないんですか?置いて行かないでください!!」

「そうやって1人で抱えて、もし、また私を守るために環さんが傷ついたら・・・」

花織はそう言い、環に近づくが環は手を払い部屋から出ていってしまう

花織はバルトから慰められるが、同時に今日のことは誰にも言えないことであると伝えられる

しかしバルトは今から”独り言”を喋ると言い、語り始める

それは―――

美園家は表向きは貿易商である

非合法の薬が手に入る”闇の窓口”としての裏の顔も持っている

それだけではなく、美園家は本来犯罪者を一網打尽にするための蜘蛛の巣の役割をしているのだった

裏の支配者として君臨することで帝都に害をなす者を自分の元へと集中させ、裁く

帝都の掃除屋であった―――

それに従い、今回のマダムも見事に罠にかかり”掃除”することができたのである

美園家は警察を初め、あらゆる力を使役する権限を”王”から受けているのであった

犯罪者を装う役目は常に危険に晒されるし恨まれもする

それなのに役目は極秘だから誰にも言えず・・・

そのまま環を疎み、去っていった人をバルトはたくさん見てきた

その話は花織にとって衝撃が大きすぎるものであった―――

 

花織はバルトと別れ、環の元へと足を運んでいた

相変わらず環は触るななど言うが、花織はそれでも離れようとはしなかった

環は自己嫌悪に陥っていた

花織を仕事に巻き込み、ひどい目に合わせたことを・・・

環は結婚した時に自分で決心したことがあった

それは―――

美園家に他人を入れてしまえば、危険がついてまわる

しかし環はそれでも守れるという自負があった

もし万が一巻き込んでしまったなら離れようと・・・

環「・・・自分への怒りが抑えられん、許せ花織・・・」

「おまえを手放してやれない・・・」

環は今にも泣き出しそうな表情で縋るような声でそう言った・・・

花織はそんな環を見て涙が頬を伝う

花織「私はあなたのものです。環さん」

花織(きっと自惚れていい、あなたには私が必要なんだと・・・)

花織はそう心に決める―――

 

花織と環は新婚旅行に来ていた

その夜花織は目を覚ましたが、隣に環の姿がなかった

不思議に思い探しに行くと、一つ部屋の明かりが着いている場所がある

そこでは環と”王の使者”と呼ばれる人たちが何やら話しをしている

花織は聞き耳を立て話を聞くと、何やら”勅命”と聞こえてしまう

その内容は・・・

花織を手放すか、帝国に処分を任せるかの決断とのことだった

聞いてしまった花織は心臓の鼓動が早くなり、その場から離れてしまった

しかし環は愚問だと言い放ち、一蹴した

環「貴様らは結婚しているか?妻は好いた女か?」

使者「親が決めた婚約者で妻の顔を見たのは式が初めてでしたし・・・」

環「時代がいくら自由恋愛を謳おうと未だ”結婚の意義”は個人の感情ではなく、家の存在だ」

「可哀想に、愛し合う幸せを知らないとはな・・・」

環はそう言い、使者たちを追い返した・・・

 

浜辺に来ていた花織は先程の話を思い返していた

花織(別れなければ私を殺すってことだよね・・・従わなかったら二人共・・・)

そこへ環もやってくる

環は心配そうな表情の花織を抱きしめ優しく言葉をかける

”どこまでも共に連れて行く、行き先が地獄だったとしても”

”お前を私に縛り付ける覚悟だ”

その言葉を聞き、花織は泣き出してしまっていた

花織は確信する

”もう誰も私達を引き離せない―――”

”王だろうと・・・きっと”

”神様でさえも・・・”

恋をして愛し合って、誓い合う

この時代にそれが叶う奇跡は・・・

2人は幸せすぎて眩暈がするほどであった、このまま息絶えてしまいそうなほどに―――

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帝都初恋心中【第1巻】の感想

1巻読了です。

ヒロインの花織、とっても可愛いです。

愛する旦那のためになりたいと模索し、それが仇になってしまうドジっ子らしさも出て、でも環を思う気持ちはとっても高い。

対する環も花織にぞっこんで、花織のことになると別人のようになってしまうとっても頼りがいのある旦那さんでかっこいいです。

帝国からの勅命を環は一蹴してしまいましたが、これから2人の関係は引き裂かれてしまうのか・・・続きがとっても気になる展開でした。

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まとめ

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