天使とアクト！！【第16巻】のネタバレ感想と無料で読む方法!最新刊の発売日情報も

天使とアクト！！【第16巻】は7月16日に発売されましたのでネタバレを紹介していきます。

次の第17巻は発売周期的に2018年8月17日ごろに発売される可能性が高いですね！

アクトとなり。いつしか惹かれ合っていた二人。
なりはアクトへ自分の想いを告げる・・・？
その時、アクトは！？二人の関係が変わっていく中、物語はクライマックスへ急加速！！

ネタバレを先に紹介しますので、無料で読む方法が知りたい方は、下の目次からジャンプしてください！

通常の試し読みではなくちゃんと1冊全部を無料で読めますよ！

天使とアクト！！【第16巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

大人気天使とアクト！！のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください。

とても面白い作品なので是非、実際に漫画でも読んでみてくださいね。

天使とアクト！！【第16巻】のあらすじ

春坂「お前の事、好きになってしまったんだ」

アクト「へ！？」

突然の春坂の告白に、アクトは赤面してしまった

春坂の表情を見る限り、からかうつもりの”好き”ではない

しかし

春坂「なーんてな！やっぱりおかしいか！」

春坂は自分から告白をしたにもかかわらず、誤魔化してしまいアクトの前からそそくさと走り去ってしまった

同時にアクトも春坂とは反対方向に何かから逃げるように全力で走り出した

 

数日後マネージャーから呼び出されたアクトは居酒屋へと足を運んでいた

マネージャー「お疲れ、先に飲んでんぞ」

マネージャーはアクトの表情を見ると、アクトの目元にはまるで化粧をしたような隈ができていた

春坂からの告白を受けてから、役の事も頭に入ってこず、不確かな感情に思考力を支配されていた

そんな思考を知らないマネージャーは仕事の話を切り出す

マネージャー「本番て、もしかして明日だっけ？今日はもう帰るか？」

仕事のことで悩んでるのかと勘違いしたマネージャーは舞台のことを心配し、解散した

アクト（やばい、全然役柄掴めてない・・・）

次の日は舞台の開幕日であり、アクトはそのことをすっかり忘れていた―――

 

舞台当日

他の演者が淡々と演技をこなす中、アクトは出番待ちの場所で心が空になっていた

アクト（俺はここに何しに来たんだ・・・）

そんな感情が思考を巡る中、舞台を見ながらアクトは気付く

アクトは姫の従者の役であった

アクトの出番が着々と近づく

その姫と春坂を重ね、アクトの中を巡る感情に答えを見つけた

アクト「貴方様をずっと・・・お慕いしています！」

そのシーンは姫と従者が離ればなれになる場面であり、アクトの演技も観客にしっかりと伝わった

舞台は無事に閉幕し、観客からの評判もとても良いものだった

演出家からもアクトは褒められ、他の演者もアクトの芝居に驚きを隠せなかった

 

アクト（自分じゃ気づけなかった、こんな複雑な感情）

（今までの俺だったらここまで演じられなかった）

（これはきっと、お前-春坂-が抱えていたのと同じ気持ちだ・・・！）

（伝えなきゃ、春坂！！）

アクトは春坂のあの日の告白の返事をしていなかったことを後悔し、春坂のもとへと向かった

春坂に会うためマネージャーにスケジュールを確認するが、どちらも仕事の都合がかぶっており、中々会えずにいた

 

 

一方春坂は雪山のゲレンデでの撮影の最中であった

春坂（アクト、舞台どうだったかな・・・）

春坂も連絡をを入れたい気持ちはあるが、あの日のことを思い出してしまい、どうしても踏み出せずにいた

春坂（しかし、ちゃんと切り替えなきゃな・・・）

そんなことを思っていると、吹雪が強まり撮影が中断された

しかし、そんな中スタッフの一人が携帯をゲレンデに落としてしまったらしく、春坂は探しに出かけた

外の吹雪は歩けないほど強いわけではなく、特に問題なく携帯を探すことはできた

だが、ロッジに戻る途中春坂は道に迷ってしまい、坂から滑り落ちてしまった

春坂は寒さを凌ぐべく、近くにあった洞窟で休んでいるが落ちた時に足を捻ってしまっていた

すると外から何かが転がり落ちてくる音がした

音のする方を見てみると、なんとアクトが雪だるまのようになって洞窟まで辿り着いていた

アクト「撮影スタッフからキサマが迷子だと聞かされたもんでな」

「キサマの行動パターンは読めているからな、見つけ出すのは容易いこと・・・」

急に現れたアクトは得意気に話していた

春坂「馬鹿者！仕事は大丈夫かもしれんが、こんな雪の中ひとりきりで、お前に何かがあったらどうするつもり・・・」

春坂がアクトを叱っていると、それを遮るようにアクトは春坂を抱きしめた

アクト「黙れ、俺の台詞だ・・・こんなに冷たくなりやがって・・・」

「これ以上逃げ回るな・・・お前に今すぐにでも伝えたいことがあるんだ・・・」

抱き合っている二人の心臓はとても大きな音を立てていた

 

外の吹雪は止み、視界も開けていた

アクトは足を捻っている春坂を背負いロッジを目指す

アクト「その、この前は悪かった。お前の気持ちも知らずに、お前に好意を持つなんてありえないとか言って・・・」

春坂「いや、あのときは私も・・・ついムキになってしまったというか・・・すまんな余計なことを言ってしまって・・・」

「今思えば、お前が女の子たちばかりの現場に言ったり、役作りで一緒に暮らしてたことに対して、私はその・・・ヤキモチやいてしまっていたのだ・・・」

春坂からのまさかの言葉にアクトは赤面してしまった

春坂からはアクトの顔は見えないため、話を続ける

春坂「これからはちゃんとするから、また今まで通りアクトと話したりできたらって思って・・・」

アクトはまた春坂の言葉を遮るように

アクト「あーそれなんだけどな・・・俺もお前のこと好きっぽい・・・」

春坂もアクトからのまさかの言葉に何も言葉が出てこなかった

アクトはあの日からの感情のことを全て春坂へ話した

それを聞き、春坂は

春坂「・・・おろせ」

アクト「へ？」

そう言われたアクトは春坂を背中から下ろす

春坂「・・・もっかい言ってくれ、アクトの顔を見てもっかい聞きたい」

「お前からの告白なんて、すっごく重大なことなんだぞ！？」

アクトそう言われ、春坂の顔を見る

が、中々面と向かって言うとなると一歩踏み出すことができなかった

しばし時間が経ち、ようやく腹をくくったアクトは

アクト「お前が好きだ・・・春坂」

「声優として俺はまだまだだけど、”春坂 なり”が好きだ・・・」

「俺の隣に・・・お前はいてくれるか・・・？」

誠意のこもった告白だった

それを聞いた春坂は

春坂「・・・ああ！」

の一言で満面の笑みを浮かべ、二人はロッジへと戻った

天使とアクト！！【第16巻】のネタバレ

ゲレンデ以来、アクトと春坂はお互い仕事が忙しく、二人きりで会う機会がなかった

あの日以来、二人共仕事が順調で演技にも良い影響が出ていた

そんなアクトをマネージャーは

マネージャー「あんま夢中になりすぎんなよ？お互いフツーの男の子と女の子じゃねーんだからさ」

マネージャーの言葉をアクトは噛みしめる

そこへたまたま春坂のスケジュール表が置いてあったため、アクトはパラパラと目を通していた

アクト（俺と全然噛み合ってねぇ・・・）

 

一方春坂

春坂（アクトと全然会えない・・・何で連絡の一つも寄越さないんだ）

（私はこんなにアクトのことを考えているのに・・・）

春坂が廊下を歩いていると、向こうから誰かが走り寄ってくる―――

それはアクトだった、春坂の表情は明るくなり話しかけようとしたが・・・

何やら急いでいたらしく、止まること無く走り去ってしまった・・・

 

春坂はアクトのマネージャーにスケジュールを見せてもらうように頼み、空いてる日を確認したが、どこもなかった

マネージャーからはむしろパンパンに詰めてくれるようアクトから頼まれたとのことだった

春坂（一人で勝手に期待して・・・ばかみたいだ）

（会えないだけなのに、なんでこんなに寂しいのだろう・・・）

そんな気持ちのまま仕事を終え、事務所から出ようとすると、足元に変な感触があった

春坂は恐る恐る足元を見ると、アクトの頭を踏みつけていた

アクトは立ち上がると、急に一枚の用紙を取り出し、春坂に見せる

内容は、春坂のスケジュールの空きだった

そこは12月24日、クリスマスイブだった

アクトはそこに休みをねじ込むために、今までのスケジュールを詰め込んでいた

アクトは恥ずかしがりながらも、デートの約束を取り付けていてくれていたのだった

 

 

アクトはデートを失敗させないために色々な人からアドバイスを受け、プランを練っていた

そこへアクトがふと目を向けた方向に、変装をしている春坂がショッピングモールのメンズフロアに出向いていた

春坂はデートの当日に渡すプレゼントを買いに出向いていた

そんな様子を見ていたアクトはどうしようもなく動揺してしまい、春坂へのプレゼントを買いに出かけた

 

デート当日

二人はデートを存分に楽しんだ

静かな場所で食事をしていると、春坂は唐突に声優になるきっかけを話してくれた

それは、春坂が当時子役をしていたころのことだった

沢山の人から期待されていた春坂は子役でありながら女優でもあった

春坂は常々思っていた

物語には沢山の役があるのに、自分が演じるは同じような役柄ばかりだった

もっと自由に他の役もやれたらどんなに楽しいだろうと・・・

そんなことを思っているうちに春坂の中に、”声優になりたい”という気持ちが少しづつ現れていた

しかし沢山の人の期待は裏切れない・・・そんな思考が頭の中を巡っていた

そんなとき、ある撮影場所でアクトと出会った

その時アクトは修学旅行中であり、単独行動をしていたようだった

春坂は他人であったアクトに悩んでいたことを打ち明けた

するとアクトは

アクト「ガキだな」

「役では何にだってなれるくせに、自分が本当になりたいものになってないじゃないか」

そんな言葉だった

春坂はそれを聞いた瞬間、今まで悩んでいたことが嘘のように視界がぱっと開けたように一歩踏み出すことができた

 

そんな当時のことをアクトは覚えてはいなかった、知らずに春坂の背中を押してあげていたのだ

二人は外に出ると雪が降っていた

交通網が死んでしまい、身動きが取れず仕方なくホテルでの休憩をすることになる

お互い今日そんなつもりはなく、妙に緊張してしまっていた

が、二人は一晩休憩し、それぞれの仕事へと戻っていった

 

二人共最近は仕事が順調であり、お互いの目標であったＷ主演の依頼がついにやってきた

マネージャー、アクト共々気合が入り、誰にも渡さない気持ちで臨んでいた

そんな中、急に春坂のマネージャーが血相変えて二人の元へとやってきた

その手には週刊誌が握られており、開かれたページを見るとデート当日、ホテルから出てくる、春坂とアクトの姿が撮られていた・・・

そのことは大きな騒ぎとなっており、事務所内では緊急に会議が開かれていた

現状アクトへの非難が集まっており、春坂へのダメージは少なかった

事実無根であれば事務所を通して、たまたま大雪の影響、とコメントするとのことだった

春坂は自分に責任を感じており、付き合っている事実を濁そうとしたが、アクトはそのまま隠す必要は無い、と事務所の人達へと伝えた

 

アクトへの非難が集まる中、とうとう春坂への非難が増えてきてしまっていた

マネージャーから呼び出されたアクトは春坂と共に事務所へと向かった

そこには、二人が主演を務めるアニメの制作会社の人たちが集まっていた

制作会社から伝えられたことは、”春坂の降板”だった―――

 

降板から年が明けた

アクトはマネージャーからアクトも降板されたとのことが伝えられた・・・

騒ぎを起こしてしまったアクトは干され始めており、仕事を取ることが難しくなっていることも一緒に伝えられた

しかし現在持っている仕事は継続させてもらえるらしく、アクトは今の仕事を全うすることを決意する

アクト（俺にとって最後の大仕事だ・・・）

 

そんな中、春坂がネットを見ていると急に非難が止んでいることに気づいた

不思議に思い、ネットニュースを見ているとそこには

”春坂なりは将来への踏み台”とあった

添付されていた写真を見るとそこには、アクトがキャバクラへ行っている様子が撮影されており、様々なことを暴露されていた

それを見た春坂はすぐさまアクトの元へと向かう

春坂「バカアクト！！事務所辞めたってどういうことだよ！！！」

アクトは所属していた事務所を辞めてしまっていた

キャバクラで暴露した理由とは、春坂への非難を止めるため、全てを自分が背負う覚悟でのことだった

アクト「事務所だけじゃない、声優をやめたんだ・・・」

「仕事はゼロ、マネージャーや監督にも申し訳立たん、他の事務所に移る気もない」

「あんな騒ぎを起こした俺を入れる事務所なんてないだろうが・・・」

アクトは悲しんでいる様子ではなかった

そんなアクトを見て、春坂は何がなんだか分からなかった

春坂「私は、自分が周りに何を言われたっていい！お前と一緒にいたいんだ！」

アクト「ダメなんだよ！俺の隣りにいちゃ！！」

「俺が悪く言われるのは構わない、だけど俺が政治家の息子ってだけで、一緒にいるお前が悪く思われる」

「そのせいで、俺と関わったせいで、お前は・・・降板を」

さっきまでの表情と変わり、アクトは今にも泣き出しそうだった

春坂「隣に立とうって・・・お互い主役級で共演しようって約束したじゃないか！！！」

春坂はアクトへ向かって叫ぶ

そんな春坂をアクトは抱きしめ、

アクト「俺は・・・羽ばたくお前の足枷だけにはなりたくない・・・！」

「俺なんかのために大事な芝居を手放すな・・・！」

天使とアクト！！【第16巻】の感想

16巻読了です。

春坂の声優へのきっかけが実はアクトだったとは、とても驚きました。

そんな中まさかのスキャンダルを撮られ、二人共降板・・・悲しいです。

アクトも本当は春坂と一緒にいたいのに、自ら離れていくのは心苦しくて仕方がありません。

アクトは声優も事務所も辞めてしまって、このままどうなってしまうのか、春坂との関係はこれで終わりなのか・・・とっても続きが気になります！

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まとめ

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