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隣の悪女【第1巻】のネタバレ感想と無料で読む方法!最新刊の発売日情報も

隣の悪女【第1巻】は7月19日に発売されましたのでネタバレを紹介していきます。

次の第2巻は発売周期的に2018年10月19日ごろに発売される可能性が高いですね!

「あの子は大輪の薔薇だ その美しさで 人を魅了して誘き寄せ 血まみれにする」 大学生カップルの桐太と亜里子。

半同棲する二人の隣に引っ越してきたのは高校時代に桐太が片思いしていた絶世の美女、花音だった。仲睦まじく暮らす二人。しかし、次第にその歯車は…?

ネタバレを先に紹介しますので、無料で読む方法が知りたい方は、下の目次からジャンプしてください!

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隣の悪女【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

大人気隣の悪女のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください。

とても面白い作品なので是非、実際に漫画でも読んでみてくださいね。

隣の悪女【第1巻】のあらすじ

勉学に励むのは知識や学歴を得て、将来の選択肢を増やすため

バイトをするのは、社会経験を積みたくましく行きていける精神を鍛えるため

人は彼女を”クソ真面目ガール”、”般若系女子”と呼ぶ

 

彼女、”鈴木 亜里子”が帰宅し、いつものルーティーンをこなしていく

諸々終え一休みをしていると、ふいに後ろから誰かに抱きつかれる

亜里子「ぎゃぁぁぁぁああ!!」

亜里子の叫びと共に、そこにいたのは”佐藤 桐太”であった

亜里子と桐太は大学4年、カップルである

半同棲状態であった

そんな亜里子が桐太のために夜食を作り始めていた

しかし夜食に使おうと思っていたトマトが切れていてしまっていた

桐太「でも平気、すぐ取ってくるから!」

桐太がそう言うが、亜里子には何がなんだか分からなかった

 

桐太はベランダの窓を開けると、隣のベランダへと身を乗り出した

隣は先日引っ越しており、その住人がトマトの植栽を忘れていっていたのだ

亜里子はそんな桐太を当然止めに入るが、桐太は聞こうとしなかった

桐太が隣のベランダの柵へと昇った瞬間、2人の目には信じられない光景がそこにはあった

引っ越していたと思っていた隣人がそこに立っていた

先日アパートの前に引越し業者が止まっていたが、それは新たな住人が入居していたのだ

亜里子と桐太があたふたしていると、桐太は足を滑らせ1階へと転落してしまった

亜里子「もも、申し訳ごじゃりませんでしたぁぁぁ!!」

亜里子はそそくさと謝罪し、自室へと戻り窓を締め切った

 

転落した桐太も部屋へと戻ってくる

亜里子&桐太「あぁああぁぁぁぁぁああ!!」

亜里子(引越しトラック来てたけど、隣だったんだ・・・)

2人はそれぞれ思うところがあり、声を吐き出すしかなかった―――

 

桐太が隣人を見た時、記憶が掘り起こされていた

それは高校の入学式の時であった

隣人”一色 花音”と桐太は同じ高校に入学していた

花音は誰もが認める正統派美人であり、高1にしてすでに色っぽかった

しかし桐太は花音に近寄り難く、遠くで見ていることしか出来ずにいた

花音と友人との会話が聞こえてしまった時、桐太とは共通点があった

血液型、誕生日、趣味も桐太と完全に一致していた

桐太は自然と花音を性別、見た目が違うだけのもうひとりの自分のような存在に感じていた

そんな桐太にも花音と接点があった

それは”週に一度の委員会のプリント制作の時”

その時の会話で桐太は自然と、花音と付き合えたら最高なのではないかと思い始めていた

しかし、それっきりだった―――

 

桐太は花音と特に何もなく、大学に入学していた

そこで出会ったのが亜里子であった

桐太と亜里子は中身は違えど、雰囲気が似ていた

どちらも地味でモサッとしているところ

桐太は亜里子と接していくうちに、あることに気付く

”お互いを補い合うデコとボコ”

花音のときとは違う、熱とは別の必要とされている感じがしていた

そんな2人は自然と付き合う流れになっていた

花音のことはじきに思い出に変わるだろうと

そう思っていた―――

 

桐太と花音は最悪の再会になってしまっていた

亜里子と桐太は落ち着き、一日を終えようとベッドへと入る

隣からは微かに音が聞こえてきていた

桐太はファンの隣にスターが引っ越してきた感じがして、眠れずにいた

が、ゴソゴソうるさくしてしまい亜里子に殴られる

 

次の日桐太はモサッとした自分を変えるために、街へと出掛けていた―――

隣の悪女【第1巻】のネタバレ

”茹で蛙の法則”

水の入った鍋に蛙を入れて、鍋をゆっくり熱していくと

蛙は茹でられていることに気づかず、逃げることなく死ぬ―――

桐太は蛙だった、そのことに気づけていなかった

 

桐太は以前とは別人なくらいにイメージチェンジをしていた

髪は短く、服装は流行りのものを取り入れ着こなしていた

桐太は見違えるような身だしなみで、アパートの廊下で花音とばったり出会う

しかし、花音の挨拶は別段変わりなく、桐太のことを覚えている様子ではなかった

そのことにショックを受けてしまった桐太は後輩を連れて、居酒屋へと足を進めていた

 

心傷しきった桐太は後輩へと愚痴を吐いていた

後輩「その美女と、これから友達になれたらいいですね」

「共感し合えるそっくりな友達と、尊重し合える彼女がいる」

「最高じゃないですか?」

後輩の言葉を聞き、桐太はなんとか立ち直っていた

後輩「・・・まぁよかったです」

「急に相談があるなんてメールが来たんで、てっきりまたあのことで悩んでるのかなって」

後輩の言葉に桐太には身に覚えがなかった

桐太「あのことって?」

後輩「え・・・そりゃ”六本木心中”のことですよ」

後輩の口から出た言葉で桐太の時間は一瞬止まり、持っていたジョッキを落としてしまった

桐太の脳内に六本木心中のことがフラッシュバックする

そんな桐太を見て、後輩は心配する

落ち着いた桐太はフラフラと亜里子の部屋へと足を急ぐ

アパートの廊下に辿り着くと、そこには植栽に水をやる花音の姿があった

桐太はスンスンと周囲の匂いを嗅ぐと花音が気付く、

花音「ごめんなさい、匂いますね、さっき料理してたから」

「そうだ、もし良ければもらってくれませんか?作りすぎちゃって」

その言葉に桐太は喜んで引き受けた

花音が持ってきたのは”鳥の唐揚げ”だった

桐太が一つ口に入れるとそれはとっても美味しいものであった

2人が談笑している中、亜里子の部屋では―――

亜里子がペットのインコを部屋の中へ入れようと、ベランダへ出るとそこには

インコはいなくなっており、壊れたゲージのみがそこにあった

しかし廊下の桐太は気づかず花音が作りすぎた”唐揚げ”を頬張り、花音との会話を楽しんでいた―――

 

桐太はまだ花音の恐ろしさに気づけていなかった

彼女は薔薇だ、魅了し、誘き寄せ、そして

その美しさで人を血まみれにする・・・

 

亜里子はペットの張り紙を作り、それを貼りに出掛けていた

桐太も自分の足で出かけるところだった

桐太が部屋から出ると同時に、隣のドアも開かれる

花音も出かける様子であった

2人は途中まで一緒に行くことに・・・

そんな2人であったが、急に天候が悪くなり雨が降り出してしまう

2人とも傘を持っておらず、桐太が花音の方を見るとそこには

胸が透けてしまっている花音の姿があった

彼女は家では下着をつけておらず、近所であればそのまま出掛けてしまうと言う

花音は急いで自宅へ下着を取りに走り去ってしまった

桐太はそんな彼女を見て、また思ってしまう

”中身はゆるくて、俺に似てる”と・・・

そんな花音が去り際に

花音「桐太くん、今夜空いてる?」

と言う

花音「いっぱい人呼んで食事会するからおいでよ」

桐太「ぜひ、ちょうど彼女がバイトで一人飯は寂しかったんだ」

桐太は二つ返事で了承する

桐太(そういえば、花音ちゃんて何してるんだろう?大学生?)

そんな疑問を抱きつつも、桐太は楽しみにしていた

 

花音から指定された場所に来ると、そこは高級ホテルのホールであった

そこには著名人からの祝いのフラワースタンドが飾られており、高級食材が並んでいた

桐太は自分が場違いだとショックを受けていると、拍手とともに壇上へ花音がやってくる

花音「本日は私の個展のレセプションパーティにお越しくださいまして、ありがとうございます。」

そう、花音は画家であった

周りを見渡すと彼女の絵画が展示されており、価格を見るとどれも数十万円するものばかりであった

パーティが進行する中、花音は桐太に気づき近寄った

周りの著名人にどのような関係なのか尋ねられたが、花音は

花音「彼氏です」

と桐太をからかっていた―――

パーティが終わり亜里子の部屋へ戻った桐太は余韻に浸っていた

桐太「・・・魔法の解けたシンデレラの気分」

桐太はそのまま眠りについていた・・・

 

次の日桐太は大学へ行く前にインコを探しに出掛けていた

近所の公園で探していると、本を読んでいる花音の姿があった

2人は他愛もない会話をしていると、同時にお腹が鳴ってしまう

桐太が近所に食べに行こうと誘うが、花音は弁当を持ってきているようだった

少しだけ貰おうと桐太が尋ねると、花音は何やらもじもじしていた

なんとか説得し、花音は弁当を開く

そこにはおにぎり、漬物、味噌汁であった

桐太が想像していたサンドイッチなどとは対のものである

しかし桐太は嫌な顔すること無く弁当を頂いた―――

 

昼食も終わり、2人でシートに寝転び食休みをする

その日は天気もよく、和んでいた

桐太が寝返りをうつと、目の前に花音の顔があった

桐太は恥ずかしがり、逆方向を向くが花音はからかうように桐太の首筋を指でなぞる

桐太はハッとし、飛び起きる

花音も遅れて起き上がり、口を開いた

花音「・・・私、桐太くんのこと・・・ずっと好きだったの」

桐太「ごめんなさい」

花音の言葉を遮るように桐太はそう告げた

しかし花音は引くことなく、桐太の唇に無理やりキスをした―――

が、桐太は花音を引き剥がしもう一度謝った

花音「分かった・・・私こそごめんね」

「桐太くんのことは諦めるから・・・友達ではいてくれる?」

その言葉を桐太は飲んだ―――

この日のことは亜里子には秘密であった

無駄な心配をかけたくない桐太の心遣いだった

 

今日は亜里子は不機嫌であった

宝塚の大ファンである亜里子は本当は今日舞台を見に行けるはずだったが、どうしてもチケットが取れず仕舞いだった

そんな亜里子を見て、花音はどこかへ連絡を取る

通話が終了すると、花音は関係者席のチケットが取れたため、亜里子を連れて行くことに

関係者席は2席しか取れず、桐太は行くことが出来ないため、花音と亜里子の二人だった

 

花音と亜里子が劇場へ向かう途中、花音が立ち止まる

花音「ねぇ亜里子ちゃん、ココ知ってる?」

花音が指さした先はまるで廃墟のような一軒家だった

花音「半年前に起きた六本木心中事件、その現場だよ」

「取り壊そうとしても原因不明の事故が起こるから放置されてて、有名な心霊スポットになってるみたい」

亜里子はそれを見て、何やら意味深げな表情をしていたが、急に眩暈がしてその場に座り込んでしまう

花音はからかったつもりだったらしいが、どうも亜里子の様子もおかしかった

 

舞台を見終わり出口へ向かう途中、衣装の展示があった

その衣装を着ることもでき、その姿で写真撮影もできるようだった

花音は亜里子を思い、着てみようと誘うが容姿に自信のない亜里子は断っていた

花音「こういう機会って少ないんじゃない?」

亜里子「いや!少ないどころかこれ逃したら二度と無いから!」

「だってこの衣装はこの公演にしか使われてないから!」

「だからファンからしたら喉から手が出るほどの機会だか・・・ら」

熱心に語る亜里子を見て、花音は笑いながらからかった

終いには亜里子は”自分には似合わない”と悲しげな表情でそう言った

そんな亜里子を見て、花音は腕を引きながら

花音「亜里子ちゃんは自分を知らないね」

と言い、撮影のためのパウダールームへと連れて行く

そこで亜里子の髪を整え、化粧をし、衣装を着せた―――

 

パウダールームから出てきた亜里子はまるで別人のようだった

眼鏡を外し、髪はサラサラになり宝塚の女優のようであった

撮影の最中、亜里子は

亜里子「・・・綺麗で優しいなんて、花音ちゃんの彼氏は幸せだろうな」

花音「私、彼氏は作らないよ」

亜里子「え、なんで?」

花音「知りたい?秘密にできる?」

花音はそう言い、亜里子を抱きしめながら

花音「私、亜里子ちゃんみたいな女の子が好きなの」

と言い、亜里子の唇へとキスをした―――

 

公演に行ってからの亜里子は機嫌が良かった

桐太からそのことを言われたが、亜里子には心当たりがあった

亜里子(花音ちゃんは”女が好きな人”だから・・・)

(桐太とくっつくことはない・・・)

出会い始めの頃は花音のことを警戒していた亜里子だったが、先日のこともあり

亜里子は心を開きかけていた

亜里子(一緒にいると楽しいし、色々教えてくれるし、どことなく桐太と雰囲気が似てるんだよね・・・)

桐太も先日のことはあったが”友達”として花音と付き合い始めていたので気分が良かった

桐太(まさか普通にお茶できるようになるなんて・・・)

(なんとなく俺と似てるんだよなぁ、亜里子とも仲良くしてくれてよかった)

亜里子&桐太(それにしても・・・引く手数多で才色兼備の花音ちゃんがこんな私&俺を選んでくれたなんて・・・)

(なんか誇らしくなっちゃうな・・・)

亜里子と桐太は花音に心を許してしまいそうだった―――

 

その夜

亜里子はバイトの人たちと飲み会へ、桐太は就寝していた

桐太は夢を見ていた

サラサラ、甘い香り、温かい、柔らかい

まるで女の子を抱きしめているような感触

桐太(なんだこのリアルなリアクションは・・・)

桐太はハッとし、目を開けるとそこには下着姿の花音がいた

同時に花音は隣の自分の部屋と思って寝ていたらしく、お互いあたふたしてしまう

こんなところを亜里子に見られたらまずい状況であった

不幸にも亜里子は帰ってきた

2人は飛び起き、花音は服を着、桐太はベランダへと飛び出す

しかし亜里子の様子はおかしかった

飲み会で盛大に酔っ払ってしまったらしく、花音のことを桐太と勘違いしていた

花音はばれない内に部屋から出ようとするが、亜里子はダラダラと花音に絡む

少しの間絡んでいた亜里子だが、眠ってしまった

ベランダにいた桐太は凍えそうであった

寒い季節、このままだと死んでしまう

そう思った桐太は隣の花音のベランダへと移り、花音の部屋へと入る

そこには桐太の理想の部屋があった

甘い香り、清潔感、家具まで桐太の理想であった

少し悪い気がしていた桐太だったが、一つのフォトフレームに目が行く

と同時に亜里子を介抱していた花音も自室へと戻ってくる

花音は桐太が持っているフォトフレームを見て、血の気が引いてしまう

そこに写っているのは、”花音と桐太”のツーショットだった

花音は慌てて弁解する

花音「全然深い意味はなくて、ただなんとなく・・・その」

歯切れが悪い様子だった

桐太「正直なんで花音ちゃんほどの子が俺をまだ思ってくれてるのか分からないんだけど・・・」

花音「・・・私、絶対に桐太くんに迷惑かけないよ・・・二番目でも良いから」

花音のその言葉で桐太の心はぐらついてしまった

桐太は花音を抱きしめようとするが、その腕を戻し口を開く、

桐太「自分を傷つけるような恋愛したらダメだよ」

「俺・・・これからは花音ちゃんとはできるだけ関わらないよ」

桐太は花音へそう言い、花音の部屋を後にした・・・

花音の頬には一筋の涙が伝っていた

 

後日

一家心中の光景がそこには広がっていた

意味深に花音の様子が描写される―――

花音「るーるる♪」

花音は陽気にスキップをしながら街を笑顔で歩いていた―――

隣の悪女【第1巻】の感想

通して読んでみてとっても怖かったです。

花音の行動一つ一つに裏がありそうな感じがリアルでした。

亜里子と桐太両方に裏で工作している様子や、インコのこと、六本木心中事件のこと。

間に挟まれる桐太の心象もとっても気になります、次巻も目が離せません。

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