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添加物まみれの母性【第1巻】のネタバレ感想と無料で読む方法!

添加物まみれの母性【第1巻】は1月15日に発売されましたのでネタバレを紹介していきます。

幼い頃に母親に逃げられた主婦の亜衣は、その反動から幸せな家庭に固執するようになっていた。

理想の旦那と子供に囲まれ、ステキなお家で何不自由のない生活。
でも、そのためには…節約しなければいけないの。

全ては夢のマイホームを購入するための倹約…そのはずだったのに。
添加物にまみれた体は、やがて家族全員を蝕んでいき…?

ネタバレを先に紹介しますので、無料で読む方法が知りたい方は、下の目次からジャンプしてください!

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添加物まみれの母性【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

大人気添加物まみれの母性のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください。

とても面白い作品なので是非、実際に漫画でも読んでみてくださいね。

添加物まみれの母性【第1巻】のあらすじ

添加物まみれの母性

亜衣「亮、お帰り!はい夕食」

 

そう言って亜衣が差し出したのは一袋百円ほどのスナック菓子であった

亜衣は母親に小さい頃出ていかれてしまってから、父親と二人暮らしであった

特殊な家庭で育ったためか、亜衣は普通の家庭に憧れを持っていた

一軒家と可愛い赤ちゃんが欲しい・・・

亜衣が高校生の時、父親が雇った家庭教師”亮”であった

亜衣とは年が三つしか離れていなく、結婚するにはちょうどよかった

亜衣は高三で妊娠し、亮は大学を中退し二人は結婚した―――

 

 

家族という名の檻

千香「だって家でパパとママと一緒に食事するのもうしばらくないでしょう?」

祐樹との結婚式を明日に控えた千香は、家族との時間を過ごしていた・・・

父親「やっぱりこの家で一緒に暮らしたらどうだい?」

千香の両親はしつこいくらいに千香たちの同居を望んでいた

ゴソゴソ・・・・

家族での団欒を楽しむ中、二階にある千香の部屋からは何やら物音が聞こえてきていた

何か倒れたのだろうと千香が確認に向かう

千香が部屋へと入った瞬間、何者かが後ろから千香の口を抑え込んだ!

?「久しぶりだな、千香」

そこにいたのは以前付き合っていた”雅之”であった

雅之は「どうせ入れてくれないから、窓から入った」と言っていた

雅之は浮気をしたらしく千香と別れることになったが、雅之の言い分は違うものだった

雅之の上司である千香の父親にすべてハメられたのだと・・・

千香と付き合っているのに突然何の前触れもなしに寄ってきた女性・・・

地元からの左遷、それと入れ替わるように千香と同じ部署に来た”祐樹”・・・

雅之は仕組まれていると感じていた

その恨みを晴らすため、今日千香の元へと来たのだという・・・

雅之はポケットから折りたたみナイフを取り出し、下にいる千香の父親を殺そうとしていた

そんな雅之を止めるため、千香は近くにあった石のフィギュアを手に取り、雅之の頭目掛けて振り下ろしていた―――

 

 

みんな誰かを妬んでる

直美「申し込んじゃった!ハワイ」

新婚旅行の予定をハワイに決めていた直美は上司である”黒田”にその話をしていた

直美は黒田のことを信頼しており、仕事以外のことも相談できるとても優しい女性と思っていた

が、直美は不思議に思うこともあり、38歳の黒田が未だに独身であることであった

噂を聞くに、約十年前結婚直前までいったのに破談になってしまったらしい

直美の周りは破局している人が多かった・・・

 

直美の心配事はもう一つあり、洋介と同棲している隣の部屋でなにやらトラブルが起きているみたいであった

洋介と直美がいつも通り部屋まで帰ると、突然隣の部屋の扉が開き、女性が突き飛ばされてきた

直美はすぐさま警察を呼ぼうとするが、”大木 和子”と名乗る女性は頑なにそれを拒んだ

呼び鈴を押しても隣の扉は開かず、一先ず大木を直美の部屋で手当することに・・・

大木の体は傷だらけであった

事情を聞くと、同棲している男が酒を飲むと暴れてしまうと言う

その男は現在無職であり、大木が働けなくなると生活が出来なくなってしまうようであった

大木の話を聞いた直美と洋介はとても不安であった

いずれ事件になってしまうのではないかと・・・

直美はそのことを黒田に相談し、今後一切大木とは関わらないことになる

数日経ち、隣の部屋は静かであった

表札もなくなりポストにも名前がないことから、どうやら引越したらしい

これで安心と、穏やかに暮らせると思っていた矢先であった

ガッシャーン!という音と共に直美たちの部屋へと大きな石が投げ込まれてきた―――

添加物まみれの母性【第1巻】のネタバレ

添加物まみれの母性

結婚してからの亜衣の節約は度を過ぎていた

マイホームを買うためとは言え、亮の昼食はすべてカップラーメン

夕食はスナック菓子、しまいには二人の間に出来た子供”翼”の離乳食までもがスナック菓子をふやかしたものであった

亮が会社での昼食がカップラーメンであることを見かねた上司が気を使い、千円を渡してくれる

亮はありがたく受け取り、外食をしようとするが亜衣に見つかりそのお金までもが貯金へと回されてしまう。

 

そんな二人であるが、マイホームを購入する

長い間のローンであるため、購入後も節約生活が続いていた

それに伴い、亮は限界であった

ある日亮は道路に落ちていた小銭を拾おうと、無意識に道路へ飛び出し交通事故で帰らぬ人となってしまう

亮の両親は悲しみ、亜衣もまた悲しんでいた

そんな亜衣を慰めるため、翼は「僕が守るから・・・」と

しかし亜衣の頭の中は”労災”、”生命保険”などお金のことでいっぱいであった

亮が亡くなったことにより、マイホームのローンは無くなることになる

これにより亜衣は翼の子育てに以前よりも余裕ができるようになった

そんな翼も男の子、野球がやりたいと言い出す

しかし亜衣はそれを頑なに拒否してしまう・・・

 

亜衣はしばらく会っていなかった父親に連絡すると父親が危篤状態であることを知る

そこで父親から亜衣は今までのことを謝罪される

母親がいなくなってからのこと、小さな亜衣に店屋物やお菓子ばかり甘えさせてしまったこと・・・

世の中には絶対節約してはいけないことをそこで父親から語られる

それはお金だけでなく、手間や労力色々なものを含めてであった

それが巡り巡って亜衣に回ってきてしまっていた

ヒステリーをよく起こす、集中力も活力も失せてしまう

どれも亜衣に当てはまるものであった

しかし亜衣は

亜衣「大切なのは愛情よ!だから私は翼と一緒にいるの!夢だった可愛い一軒家で一緒に・・・」

亜衣が言い切る前に父親は息を引き取ってしまっていた・・・

 

そこからの長い月日が経ったが、亜衣は酷い有様であった

家に一日中引きこもり、まるで廃人であった

布団に包まり、腕には生々しい傷が無数にあった

そこへ誰かが歩み寄ってくる

?「終わりだ、処刑の時間だよ」

成長した翼の姿であった

翼はバットで亜衣を殴り、灯油をかけ流す

翼「あんたのままごとに付き合わされるのは、もうたくさんなんだよ」

「女の子が欲しかったってスカート履かせてリボンつけて・・・」

「・・・オレは、本当は野球がやりたかったんだ」

翼の瞳からは一筋の涙が零れ落ちていた―――

 

 

家族という名の檻

千香が鈍器を振り下ろしたことにより、雅之は死んでしまっていた

千香は明日の結婚式を何が何でも執り行うため、雅之の死体をベッドの下へと隠す

下の階には祐樹が血相を変えて訪ねてきていた

不動産屋からの連絡で、千香と祐樹が引越す先の部屋を爆破するという連絡が来たらしい

千香は雅之の仕業だと思っていた

それから間もなく、その部屋は爆破されてしまった

引越し先が無くなってしまった祐樹に、千香の両親は同居を提案する

千香はこの話には飽き飽きしていた

両親には感謝しているが、どうしても二人で頑張ってみたいという気持ちがあったからである

しかしその状況を知らない祐樹はありがたくその言葉を受け、同居の提案を受ける

結婚式前夜であるが、この日も祐樹は千香の実家へ泊まることになる

千香は焦っていた

自分の部屋には雅之の死体がある

それが見つかってしまえば、結婚式どころではなくなってしまう

千香は急いで自分の部屋へ戻り、死体の状況を確認する

が、そこに雅之の死体は無くなっていた

ベッドの下を確認すると、盗聴器が設置されていた―――

 

そこへ両親が入ってくる

両親「見つけてしまったのね・・・」

「私たち千香を本当に愛しているの」

千香の両親は実娘の部屋に盗聴器を設置していた

盗聴器だけでなく、千香が雅之を殺した鈍器にもカメラが仕掛けられていた

千香の両親は雅之との会話もすべて聞いていたのである

父親「よくやった・・・千香は本当に親思いだと感動したよ」

母親「女を雇って色目を使わせたらまんざらでもなさそうだったもの・・・」

父親「だから遠い福岡の支店に飛ばしてやったんだ」

雅之が言っていたことは本当だったのである

しかし千香には不安がある

千香「雅之の死体をどこへやったの・・・」

父親「スーツケースに詰めて車のトランクに入れたよ、今から捨てに行こう」

母親「祐樹さんなら大丈夫よ、夕食に睡眠薬を入れたもの・・・」

千香は反論することが出来ず、両親と山奥へと向かっていた

雅之の死体を処理し、両親は言う

両親「大丈夫だよ千香、ずっとお前を守ってあげるからね」

「明日は千香の結婚式だもの―――」

 

千香と祐樹の結婚式は予定通り執り行われた

しかし千香はあの両親から抜け出そうと、従業員へと手紙を渡していた

内容は”私の両親に気付かれないように、一人で控室に来て下さい」

控室に祐樹は来ていた

そこで千香は両親の今までのことをすべて話し、一緒に逃げようと提案する

祐樹は何が何だか分からない様子であったが、千香は祐樹の手を引き、建物の外へと走り出す

しかし飛び出した先には両親の姿があった

千香の両親は祐樹にも手を回していたのだった

”千香が少しでも変なことを言い出したら、伝えてちょうだい”と・・・

両親「これからは家族四人で仲良く暮らしましょうね」

・・・この箱からは出られそうにもない―――

 

 

みんな誰かを妬んでる

直美は洋介のことを少し疑ってしまっていた

石が投げ込まれた時、洋介の携帯に直美の知らない人からのメールが届いていた

内容は、有名なギター奏者のチケットが手に入ったのに何故連絡をくれないのか、というものであった

直美はこのメールから洋介が浮気をしているのではないかと疑ってしまっていた

対する洋介はそのメールの差出人も内容も全く身に覚えがなく、困っていた

気持ちを切り替えようと買い物に出かけようとするが、玄関のドアノブがびくともしなかった

至急鍵屋を呼び、点検してもらった結果、鍵穴に接着剤が塗られていたらしい

ドアの外側には暴言が書かれており、ストーカーではないのかと鍵屋から心配される―――

 

直美はこれらのことを黒田に相談していた

直美「・・・あれ以来洋介とギクシャクしてて」

黒田「あら・・・でも明後日から旅行でしょ、仲直りしたら?」

直美「正直ちょっと憂鬱ですよ、不倫疑惑のある夫と二人きりで旅行なんて―――」

そして旅行当日・・・

二人は玄関から出るところであった

そこへ急に電話がかかってくる

電話の相手は直美たちが予約している旅行会社からであった

その内容は、直美たちが旅行をキャンセルしてるとのことであった

直美は何が何だか分からなかった

直美(旅行のキャンセルなんてしてない、誰がそんなことを・・・浮気相手?)

直美の中で嫌な感情が湧き上がっていた

玄関先で直美を待っていた洋介であったが、訪問客が来ていた

強面の様子の二人であるが、洋介は知らない相手であった

話を聞くと、どうやら借金取りらしく直美が借金をしているらしい

直美も借金なんてした覚えもなく、意味がわからない状況である

しかし借金取りは”直美”と言う名前を聞くと、こう言った

借金取り「直美?奥さんの名前”和子”になってるぜ―――」

二人の脳内には”大木 和子”が浮かんでいた―――

 

ドタバタ騒ぎになってしまい、旅行をしている場合じゃない二人はすぐさま役所へと向かう

役所の書類にはここ一ヶ月の間に”直美と離婚し、和子と再婚している”とあった

直美は訳がわからなかった、こうして洋介と一緒に住んでいるし、離婚届など提出していない

役所の人にそう伝えると、どうやら事件性があるらしい

”お金の借り入れが多く、借金できない人が名義を変えるために他人と籍を入れ、新たに借金をする”

悪質な手段であった

直美(放っておけなくて傷の手当をしただけなのに・・・逆恨みするなんて)

直美はすぐさま大木が働いているであろう”歌舞伎町”へと急いだ―――

 

直美は大木をすぐ見つけることが出来た

これまでのことを詰め寄ると、いくつかは当てはまったが、大木が知らないこともあった

石を投げ込んだのも、鍵穴の接着剤も、旅行のキャンセルも大木の仕業ではなかった

直美と洋介の籍を入れ替えたのも、知らない女から指示されてやったことのようであった・・・

 

そこへ洋介から連絡が来る

旅行キャンセルのことを洋介は調べてくれていた

キャンセルした人物を聞くと、旅行の予約書を持ってきたのは

”直美と同じ社員証を付けていた人物”のようだった

直美はこの情報により、犯人におおよその検討がついた

 

次の日、直美は会社へと出社し黒田の元へと向かった

黒田は何も知らないフリをしているのか、直美のことを心配していた

しかし犯人は黒田以外には考えられない状況であった

そのことを直美は詰め寄ると黒田はくすくすと笑っていた

まるで嘲笑うかのように・・・

旅行の予約書は黒田の隣の席である直美の机の引き出しに入っていた

直美の社員証も黒田ならば取り出せる距離であった

窓に石を投げ入れたのも、鍵穴に接着剤を入れたのも黒田であった

そして黒田は激昂する

黒田「ムカつくのよ!アンタみたいな馬鹿な女たちが!!」

黒田の普段の様子からは考えられない表情であった

黒田は自分が幸せな状況ではないのに、周りが幸せになっていくのが許せなかった

黒田「いつもいつもノロケ話ばかり聞かされて!!!くやしいぃ・・・」

 

それから数日経たず、黒田は退職した

以前から直美の部署で破局が多いのは、ほとんどが黒田のせいであることが判明した

直美は和子の籍を抜き、再び洋介と入籍した

直美(今この幸せが壊れてしまわないように、大切にしていきたい―――)

 

別会社にて

上司「こちら新しく入った黒田さんだ」

「黒田さん、こちらは池田さん。9月いっぱいで寿退社をしてしまうんだけどね」

黒田「・・・よろしく」

新しい会社で黒田は不適な笑みを浮かべていた―――

添加物まみれの母性【第1巻】の感想

食べ物の大切さ、子供の自由と色々と考えさせられる内容でした。

それらを厳かにした結果、亜衣はすべてを失ってしまったので自業自得とも言えますが、母親がいない特殊な家庭が故、亜衣は道を外してしまったのかもしれません。

また亜衣の父親も偏った食生活だっため、病気でなくなってしまっていたので父親の言葉はかなり説得力がありました。

とにかく先が気になってしまう展開なので、読み進める手が止まりませんでした。

ぜひ読んでみて下さい。

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