キングダム【第11巻】のネタバレ・感想！漫画を無料で読む方法も紹介

キングダム【第11巻】のネタバレを紹介しています。

時は紀元前――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は500年の大戦争時代。
苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す！

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1 キングダム【第11巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

キングダム【第11巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

大人気作品キングダムのあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください。

とても面白い作品なので是非、実際に漫画でも読んでみてくださいね。

キングダム【第11巻】のあらすじ

始皇三年（紀元前244年）二月、呂丞相の号令のもとに、二十万もを超える大軍が隣国“韓（かん）”に向けて出陣しました。
信を心配する河了貂に、兄弟子・蒙毅が、信たちの地域には今回は徴兵がかかっていないことを教えます。
今回の秦軍総大将は、蒙毅の祖父である（蒙武の父）大将軍・蒙驁（もうごう）。

たった六日で韓の城・高右を獲ります。
蒙驁の戦いを至って凡庸な戦いだと言う、昌文君。
冒険をおかさず、普通に戦い普通に勝つ。
弱小の韓をおさめるには最適な人物だと。

昌文君の言葉通り、蒙驁率いる秦軍は次々に韓の城を攻め落としていきます。
秦軍が韓の奥深くまで攻め入った頃に秦と趙の国境付近にある城“馬央（ばおう）”が陥落したという報せが入ります。

大軍を率いるような人材がおらず動けないと誰もがふんでいた趙が、秦に侵攻してきたのです。
完全に虚を突かれてしまった秦国。
「長平の戦い」での歴史がある趙人の秦人へ恨みは凄まじく、城獲りだけではなく、女子供老人まで皆殺しという虐殺が行われます。

このままでは趙の虐殺は止まらず、秦国に大変な危機が迫ると感じた政は、緊急に10万の兵を徴兵させます。

あまりの急な徴兵に、軍編成もままならないまま進軍を始めた兵たち。
尾平、尾到、澤伍長らは再開を喜びあります。
そして、百人将である信が現れるのを心待ちにしていました。

趙軍12万に対し10万の秦軍、数の差はもちろんのこと万全の準備をしてきた趙軍と付け焼き刃でつくった秦軍とでは、雲泥の差があります。
この差を埋めるのは“将の力”のみ。
呂不韋は、蒙武にこの戦いを率いるように任命しようとしますが、これに昌文君が異を唱えます。
攻めの戦いに特化した蒙武では、守りが重要な趙相手の戦いでは大敗する恐れがあると。
そして、昌文君はこの戦いを率いるには、攻守を兼ね備えた大将軍・王騎がふさわしいと述べます。

その直後、軍議に呼ばれたという王騎が、“無法地帯”を見事平定した信を連れて王宮に現れます。
戦から離れていた王騎を軍議に呼ぶことはありえない話。
誰もが驚く中、呂陣営の四柱である昌平君は、自分が王騎を呼んだのだと言います。

秦軍総大将を王騎に務めてもらうという昌平君。
これは、呂不韋に対する裏切りでもある発言。
納得できないと言う蒙武に、これは軍総司令である私の決定で覆すことはない、と昌平君は言い放ちます。
蒙武は王騎に「お前など過去の遺物だ」と言い王宮を後にします。

王騎は人払いをさせ、“任命式”と称し、政と2人きりで話をします。
王毅は昭王から言付かっていた政への“伝言”を伝えます。

キングダム【第11巻】のネタバレ

いよいよ伍を作ろうとしていた尾平たち歩兵。
そこには信の姿がなく、みな信はどうしたのかと話していたところに馬にまたがり走ってくる信の姿が。
いよいよ、信率いる百人隊が結成されます。
この信たちの百人隊は王騎将軍直属の特殊部隊になることが、王騎将軍から命じられていました。
他の部隊よりも過酷で重要な場所に投入されることは必至。
しかし、上げられる武功も大きいものだと信は兵たちを鼓舞します。
みな、この信の半年間の大きな成長に驚きながらも頼もしく思うのでした。

出陣の前夜、昌文君は王騎のもとを訪ねます。
昭王亡きあと、あれほど秦軍を拒んできたのに、なぜ今回総大将の任を引き受けたのかと昌文君は王騎に問います。
王毅は昌文君に語り掛けます。
王騎「あの戦いは大変でしたね」
ハッとする昌文君。
これから王騎が向かう戦地“馬陽（ばよう）”はかつて六将であった王騎と摎（きょう）、そして昌文君の三人で趙から奪った城でした。
そして、さらに六将・摎が龐煖（ほうけん）という男に討たれた地でもあったのです。
王騎は、摎の討たれた地である馬陽で、これまでの「六将」としての自分とは決別したいのだと言います。

そして、同じ夜、信たちの隊に副将として羌瘣が戻ります。
象姉の仇である幽連が魏から趙へ移っていたのだと。
趙へ行くためにも戦に参加するという羌瘣。
尾平や澤伍長らも温かく羌瘣の帰還を受け入れます。

いよいよ出陣する王騎率いる秦軍。
副将には蒙武が就きます。

その頃、政らのもとに趙軍の総大将が龐煖であるという報せが入ります。
他の文官たちや昌平君ですら、みながその名に覚えがありません。
9年前に、摎が得体の知れない男である龐煖に殺されたことは、その場にいた王騎と昌文君により徹底的に隠ぺいされ摎は病死したということになっていたからです。
昌文君だけがその名に脂汗を流します。
摎が殺された直後、駆けつけた王騎によって龐煖は討たれ、確かに死んだはずでした。
その龐煖が実は生きのびていて、今、趙の“三大天”のひとりとなり、戦いを求め現れたのです。

政は、王騎が秦の総大将を今回引き受けたのは、戦友である摎の仇を討つためだったのだと理解します。
数多くの功績を遺した摎ですが、その素性については謎の部分が多く、どこで生まれどこで育ったのか。
人前で仮面を外すことのなかった摎は、火傷により醜く顔がなっているや美しい女だったともいわれています。

自らを「武神」と名乗る龐煖は、秦や趙の戦いなどには興味はなく、ただ強き者を求めて秦軍の陣営にやって来てそこで、摎は討たれたのだと昌文君は語ります。

そして数日後、いよいよ乾原を戦場とし、趙と秦の大戦が始まりました。

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