マンガワンでも人気連載中の「ヒマチの嬢王」の第2巻に収録されるであろう9話〜16話までを読みましたのでネタバレをご紹介します。
作者は茅原クレセ先生で、キャバ嬢と素の時の顔の違いが激しくて面白いです!
基本的に絵も綺麗で、キャバ嬢になった時のアヤネは必見ですよ。
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ヒマチの嬢王【第2巻】のあらすじ
ジュンの経営するキャバクラにて圧倒的な稼ぎとその手腕を、店のオーナーであるリュウに見せつけたアヤネ。
それにより、アヤネはリュウから大きな店舗での運営を任されました。
日本一を目指し、門出を祝して母のスナックでお酒を飲んでいると、一人の女性がアヤネに近づいてきます。「ミライ」と名乗る女性は、アヤネの前途を祝福して帰っていきました。
突然のことに怪訝な表情を浮かべたものの、彼女は特に気に留めませんでした。
そして、新店舗が開店しましたが、客は誰一人として入ってこず、閑古鳥が鳴く状況となってしまいました。
その上、キャストに払う給料もなどで資金が早々に尽き掛ける事態にまで陥ります。
原因を探ると、根も葉もない、完全に事実無根の噂によるネガティブキャンペーンが行われていることが分かりました。
更に、キャストたちの客からこことは別店舗のキャバクラの写真が送られてきます。
ただ、どれの写真も写る物の類似性から同一店舗のキャバクラであることが分かります。
そこで、アヤネはジュンにそのキャバクラに行き、ミライを指名するように指示します。
そうして、キャバクラへ行ったジュンが目にしたのは、イベント期間中で非常に盛り上がりを見せる店内でした。
あまりの好評ぶりに面を食らうジュンでしたが、イベントの開催開始日を聞くと、奇しくも新店舗の開店日と同日。
作為的なものを感じますが、彼はたまたまと流しました。
指示通りにミライに接客をしてもらいますが、すぐに交代となってしまいます。
入れ替わりのキャストが来るまで時間があり、彼は改めて店内を見回しますが、変わった物が置かれているなどは見受けられませんでした。
ただ、新店舗の悪口がわけのわからない広がり方をしていること、その会話の所々にミライの名前がありました。
ミライの印象が気になった彼は、代わりに入ったキャストに彼女のことを聞くと、返ってきたのは彼女の言葉を妄信するものでした。
どうやらここでは、彼女が右と言えば右、左と言えば左となるように、一種の宗教じみた信頼をミライにおいているようでした。
ヒマチの嬢王【第2巻】ネタバレ
ジュンから店内の様子を聞いたアヤネはそのまま、彼女の店へと突撃を仕掛けます。
ですが、営業時間中なので門前払いされてしまいます。
営業が終わり、彼らのもとにミライがやってきます。
そこで、新店舗のネガキャンは全て彼女のシンパたちの仕業であることが明確になりました。
一連の流れがはっきりしたところで、アヤネは彼女に対して妨害をやめさせるために勝負を吹っ掛けます。その勝負にミライは乗りました。
こうして、ローカルテレビをも巻き込んだ勝負の火ぶたが切って落されました。
ローカルのテレビ局を巻き込んで「ヒマチの嬢王決定戦」と呼ばれる勝負が始まりました。
それはそれぞれの店舗から選ばれた代表者が、計三回の勝負を行い、その勝敗の数で決めるというものでした。アヤネたちからは由梨菜が、相手からミライが選出。
一回戦はビジュアル勝負。
キャストの見た目と言うのは非常に大事な要素の一つです。ただ面白いことに、地域によって好かれる容姿は異なるということ。
ですが、残念ながら朝日町では、胸の大きい方が好まれる傾向にあり、ミライの圧倒的な勝利に終わります。
二回戦は地元をメインとしたクイズ勝負。
ただし、内容は非常にローカルで、朝日町を本当によく知る人しか答えられないような問題ばかりでした。
ここでは、由梨菜の顔の広さが役に立ち、ミライから勝ち星を一つ上げました。
一対一の状況になり、最終は接客対決。
観戦者の中から数名が客の役で選ばれ、その人たちに接客をして、どちらの接客が良かったかを観戦者で投票し、ポイント差で勝敗を決めるというものでした。
この勝負のミソは、交互に行うのではなく同じ席について行うということです。
そのため、どの席に座るかと言うのが非常にネックになっており、位置取りを間違えればきちんとした接客ができない可能性すらあります。
にもかかわらず、ミライに押しのけられ、ミライは客の間、由梨菜は席の端というポジションになります。
その上、容姿のコンプレックスから思うように対応ができず、ミライに押し切られてしまいます。
もう終わりかと思われたとき、アヤネが機転を利かせて、由梨菜の頭を冷やす時間を作ります。
そのおかげで、由梨菜はいつも通りの接客を行うことができるようになり、ミライと鎬を削る所まで食い込んでいきます。
そうした由梨菜の奮闘空しく、客の役を行った人たちの票のほとんどはミライへと流れてしまいます。
けれど、客の役以外の観戦客からの票の半数以上が由梨菜へと流れたことで総合的に彼女が勝利します。
これで、二対一となり由梨菜の勝利で決定戦は幕を下ろします。
こうして、ミライからの妨害はなくなった上に、彼女が代わりに宣伝をしてくれるようになったことで、一気に客足が伸びる結果となりました。
アヤネたちの快進撃はまだまだ続きます。
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ヒマチの嬢王【第2巻】の感想
名実共に「ヒマチの嬢王」が誕生するという回でした。
キャラクターそれぞれの背景が徐々に明かされていくので、非常に続きが気になります。
まだまだアヤネの歌舞伎町での生活は語られていないので、頑なにキャストをしない理由も特に説明がされていない状況です。
それに、由梨菜もお金に困っているくらいの描写で終わっているので、掘り下げたりするのか非常に気になります。
ギャグ要素が少な目、ドロドロとした恋愛関係、血みどろの抗争とかは、今の所、影も形も見られないので、経済的な路線で進めていくのが個人的に新鮮です。
桜蘭高校ホスト部とか新宿スワンくらいしか読んだことが無いので、そういう感想が出ると思うのですが。
なんにせよ、気兼ねなく読めるというのは非常に大事なのではないかと思います。
付け加えると、絵柄も好き嫌いの分かれるような感じでは無いので、万人受けする作品だと思います。
雰囲気だったり、気分だったりを味わう分には良いです。
これを読んで更に突っ込んだ、キャバクラやホステスの生々しい話を読みたいなら、汚れた天使たちやエッセイをお勧めします。
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