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どうしてあの娘が―援助交際、妊娠、そして感染のネタバレ感想と無料で読む方法!

どうしてあの娘が―・・・~援助交際、妊娠、そして感染・・・~は7月27日に発売されましたのでネタバレを紹介していきます。

もう私には未来なんてないんだって…そう思っていた。
17歳の娘の妊娠…けれど授かった命の代償はあまりにも大きすぎて…。「どうしてあの娘が―…~援助交際、妊娠、そして感染…~」。
電車で乗り合わせた女子高生が読んでいたのは『失踪マニュアル』。電車が遅延したその日、私たちは失踪を決意した…。「人生に疲れた女たち~私と失踪しませんか?~」、
厄年で、あまりにもついてない夫婦。夫婦揃ってリストラされたある日、妊娠が発覚して!?「私たち、本厄につき!~金なし!職なし!希望なし!?~」、

ネタバレを先に紹介しますので、無料で読む方法が知りたい方は、下の目次からジャンプしてください!

通常の試し読みではなくちゃんと1冊全部を無料で読めますよ!

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どうしてあの娘が―・・・~援助交際、妊娠、そして感染・・・~【第1巻】のあらすじ・ネタバレ・感想

大人気どうしてあの娘が―・・・~援助交際、妊娠、そして感染・・・~のあらすじ・ネタバレを紹介しますのでご注意ください。

とても面白い作品なので是非、実際に漫画でも読んでみてくださいね。

どうしてあの娘が―・・・~援助交際、妊娠、そして感染・・・~【第1巻】のあらすじ

・どうしてあの娘が―・・・

仕事を終え家に着いた美加子の母

玄関の扉を開けると、深夜にもかかわらず美加子はまだ起きていた

さらに何やら体調の悪い様子であった

母は心配し、すぐさま病院へと急いだがそこで発覚したのは美加子の”妊娠”であった

それに美加子は17歳、高校生であるにもかかわらず妊娠12週目であった

医師からは中絶の選択は早いほうがいいと提案を受けたが、美加子は産みたがっていた

美加子「花那みたいな目に合わせたくないの―――」

美加子には妹がいた

しかし花那は1歳の誕生日を迎える前”乳幼児突然死症候群”を疾患し亡くなっていた

あまりにも突然の出来事であった

それがきっかけで美加子の父は働く意欲を無くし、経営していた会社も倒産してしまった

それでから母は美加子を養うために朝晩休まず働いていた

小さい頃の美加子にあまり構ってあげられていなかった

美加子の母はそのことが後ろめたさもあり、美加子の出産に同意した―――

・人生に疲れた女たち

いつもと変わらない満員電車

いつもと変わらない風景

そんな現実に半澤はうんざりしていた

毎日同じ電車に乗っているが故、周りの人もいつも同じ

そんな半澤であったが、一人の女子高生に目が止まっていた

とても綺麗な女子高生、いつも通学途中は読書をしている

半澤はふと彼女が読んでいる本の内容が見えてしまう

”失踪マニュアル―――”

 

半澤は会社についてからも今朝の光景が忘れられなかった

”なぜ女子高生が失踪の本を読んでいるのだろう・・・”、”もしかして失踪を計画しているのか”

仕事のことなど頭に入らず、女子高生と失踪マニュアルのことばかり考えていた

半澤はいつも通り仕事を終え、自宅の玄関を開ける

携帯が鳴り、相手は夫”雅文”の母であった

どうやら週末に泊まりに来るらしい

半澤は憂鬱であった

”姑が来るなら家を綺麗にしておかなければ・・・”

週末に向け、ある程度掃除をしていると雅文が帰宅する

雅文も半澤も疲れていたが、掃除をしている半澤に特に気を使う様子はない

半澤はストレスが溜まっていた

毎日の弁当、そのための早起き・・・

次の日の朝

半澤はいつも自分より遅く起きてくる雅文に苛立ち、弁当を作るのを辞める宣言をする

そして自分の準備を早々に終わらせ、さっさと家から飛び出してしまった―――

 

 

・私達、本厄につき!

香織「嘘っ、保幸も凶なの!?」

保幸「香織も!?」

初詣に来ていた二人は年始めから災難であった

さらに二人は今年厄年であった

保幸はどうせおみくじだから、とおみくじを捨ててしまおうとしたが香織はそれを止め、

しっかりと二人で木の枝へと結んだ

 

しかし災難は降りかかる

香織が暮らしている賃貸の家賃が上がり、食べ物から光熱費まで以前よりも上がっていた

そしてさらに勤めている派遣会社での更新も無くなってしまった

災難は続く―――

どうしてあの娘が―・・・~援助交際、妊娠、そして感染・・・~【第1巻】のネタバレ

・どうしてあの娘が―・・・

お腹の子を産むと決めた美加子と母

定期的に検査に行っていたが、衝撃の事実が発覚する

それは美加子が”HIV感染者”であることがわかった

このとき母は気付く、美加子の相手を知らない・・・と

美加子にHIVであることが告げられたとき、母は美加子に問いただした

しかし美加子は歯切れの悪い様子で、中々答えなかった

しばしの時間が立った後、美加子が口を開く

美加子「誰かなんて分からない、援交してたの―――」

母はあまりの衝撃で言葉が出なかった

”なぜ自分の子が・・・”、”どうして・・・”

そんな思考が母の脳内を巡っていた

そして母は何も言わず立ち上がり部屋から出ようとするが、美加子はそれを止めようとする

が、母は無意識に美加子の手を払ってしまっていた

母(初めて娘のことを”汚い”と思ってしまった・・・)

そして母は部屋から飛び出してしまった

母が外に出ると検査のとき預かっていた美加子の携帯電話が鳴る

そこに表示された名前は”お父さん”であった

そのメールの内容に母は怒りが収まらなかった

”美加子、また生活が苦しいから5万くらい頼むよ・・・今近くの公園にいる”

衝撃であった

それと同時に悲しみも湧き上がっていた

 

母は迷う間もなく公園へと急ぐ

そこにいたのは痩せこけた夫であった

母はこれまでのことを夫に話したが、今にも死んでしまいたい程追い詰められてしまった

夫も自分が原因で娘が援助交際、HIV感染者となってしまったことに絶望し頭を抱えるしかなかった

母は美加子を心配に思い病院へと戻るが、何か嫌な気がしていた

診察室へと戻るとそこに美加子の姿はなく、看護師たちも美加子の居場所を知らなかった

嫌な胸騒ぎは留まることを知らず、増していくばかり・・・

母は宛もなく屋上へと急いだ

・・・そこに美加子の姿はあった

さらに美加子は今にも屋上から飛び降りようとしている

母はすぐさま駆け寄り、美加子を抱きしめる

必死に美加子を説得し、看護師たちとともに病室へと美加子を連れて行く

そしてそこで美加子にある出会いが訪れる―――

 

美加子は出産が近いこともあり、入院することになった

屋上での出来事もあり、しばらく安静するように言われた

そこへ一人の女性が美加子の病室へとやってくる

弓絵「屋上で揉めているの聞いちゃったんだ・・・私も感染者なんだよ」

弓絵と名乗る女性も美加子と同じくHIV感染者であり、妊婦であった

弓絵はHIV感染者の出産にとても前向きであった

彼女は相手が感染者であったが彼女自身、彼以外を愛せない、彼の子供を産みたいという気持ちからくるものであった

彼女の言葉を聞いて、美加子と母は感銘を受け、しっかりと向き合うことを決意する

そこへ美加子の父親も病室へとやってくる

父は到着するなり、すぐさま美加子と妻に土下座をした

今までの自分の行い、謝って済むものではないが精一杯の誠意であった

そして美加子に陣痛が訪れ、帝王切開による出産が始まるところであった・・・

 

そして美加子の子供は未熟児ではあるが無事に産まれた

母はすぐさま美加子に伝えに行くが、美加子は若いこともあり、かなり消耗していた

辛いながらも美加子は口を開くが、言葉にならない

母は一生懸命に美加子の言葉を聞こうとするが、どうしても聞き取れなかった

―――そして美加子は息を引き取ってしまった

 

数年が経ち、美加子が出産した子はかなり成長していた

名前は”愛花”であった

これは美加子が生前、最後に残した言葉であった

そして心配されていたHIV感染はしていなかった

母は誓っていた

美加子が残したこの生命、頑張って生きていこうと―――

 

 

・人生に疲れた女たち

いつもと同じように満員電車に乗り込んだ半澤

しかし電車がなかなか発進しなかった

車内アナウンスによると、どうやら人身事故が起こったらしい

周りの人達がざわめく中、半澤はあの女子高生が目に入る

彼女はさっさと電車から降り、どこかへ行く様子であった

そこで半澤にあの時の光景が脳内に浮かぶ

”失踪”

彼女を心配した半澤は迷う間もなく、追いかけた

彼女を呼び止めたが、不思議な時間がその場を包んだ

お互い誰かも分からない、どこに行くのかも分からない・・・

女子高生の話を聞くと、彼女も半澤のことに気づいていたようであった

いつも同じ電車に乗っている人だと・・・

二人なんとなく人身事故を起こす人の気持ちが分かる部分があった

”全てを捨ててふらりとどこかへ消えてしまいたい”

半澤と女子高生は同時に口を開く

女子高生「会社、行きたくないんですか?」

半澤「学校、行きたくないの?」

二人は顔を見合わせ、決断する

”家にももう帰らない!!”

お互い考えてることは一緒であった

女子高生は”沙也加”と名乗った

 

そして二人はお互いの意見が合致し”失踪”を開始した

失踪したはいいが、行く宛もなかった

とりあえず昼食の時間が近かったので、近所の公園へと入る

そこで半澤は自分で作ってきた弁当を沙也加に渡し、食べてもらった

沙也加は昼食がいつもパンで、手作りの弁当などとても新鮮であったらしい

半澤の弁当を褒めてくれる沙也加

作っても感想すら無い雅文より何倍も作りがいがあった

そして二人はプライベートの話をする―――

 

沙也加の母親は五年前に亡くなってしまったようであった

そして父親は再婚相手を見つけ、もうすぐ結婚の予定であった

しかし沙也加は今まで自分が父の世話をしてきたこともあり、子供なりに父親を助けてきたつもりであったのだが、全くの他人が介入するとなると、なんとも言えない気持ちになってしまっていた

そんな沙也加を見て、半澤は”五月病”なのでは?と言う

半澤も思うところがあった

会社で大幅な人事異動があり、親しかった人たちと離れ離れになってしまっていた

さらに家事も全部やってきていて疲弊していた

自分が居なくなったら雅文はどうなるのだろう、なんて考えていた

話しも一段落し、半澤は飲み物を買おうと立ち上がる

急に視界が揺れる

半澤は自分の力で立ってられなくなり、その場に倒れ込んでしまった―――

 

半澤が目を覚ますと、病院のベッドであった

隣には沙也加、雅文そして姑

すぐさま沙也加が救急車を呼んでくれたらしい

雅文も仕事を投げ出し、駆けつけてくれていた

どうやら半澤は妊娠していたらしい

自覚のなかった半澤は衝撃を受けた

そんな半澤を見て、雅文は労ってくれていた

半澤が憂鬱だと思っていた姑も、あまりにも頑張る半澤を見てなかなか言い出せなかったらしいが、とても褒めてくれていた

そこへ一人の男性が病室へと駆けつける

「沙也加!!」

と呼んだ男性は、沙也加の父親であった

沙也加の父親も沙也加のことを考えていた

「もし再婚に反対なら言ってくれ、パパはあの女性と別れるから・・・」

自分のことをしっかりと考えてくれている父親を見て安心したのか、沙也加は微笑み、

沙也加「結婚おめでとう」

と父親に言った

こうして二人の短い失踪は幕を閉じた―――

 

 

・私達、本厄につき!

ここ最近災難続きであった香織

さらに保幸もあと数ヶ月で独身寮を出なければならなくなってしまい、自分の賃貸の更新期間まで迫ってしまっていた

香織は仕方なく他の物件に引っ越そうとするが、引越しにもお金がかかる

初期費用のかからない物件を探していると、運良く見つけることができた

しかし入居には条件があり、単身者では不可能であった

そこで香織は思い切って保幸に言う

香織「結婚しよう、やっくん」

保幸は一瞬驚いたが、二つ返事で了承した

 

香織は結婚してからも就職活動を続けていた

年齢のこともあり、アルバイトを探しているが中々結果は出なかった

もう二ヶ月も無職になってしまい香織は落ち込んでいた

そんなある日保幸が暗い顔をして帰宅する

理由を聞くと、

保幸「香織・・・会社リストラされた、社員の大半が首切られて・・・」

香織はその言葉を聞いて、気を失ってしまった・・・

すぐさま香織は病院へ運ばれ、検査を受けた

検査結果は幸せなものであるが、今の二人にとっては荷が重かった

”香織は妊娠していた”

タイミングがとても悪い

お金もない、二人共職もない・・・

香織は就職活動を続けたが、今度は妊娠を理由に採用されるのが難しくなってしまった

必死に職を探すが、見つからない

香織は絶望していた

そして香織は面接の帰り道、流産させようと階段から転落する―――

 

香織が目を覚ますと、病院のベッドであった

保幸はとても怒っていた

香織「だってどうにもならないじゃない、ミルクもおむつも買えないんだよ」

「私達だけでも苦しいのに、妊娠してるせいでバイトもできないし、この子が居なければ働け―――」

涙ながらにの訴えであった

保幸は香織の言葉を最後まで聞かず、病室から飛び出してしまった

保幸と入れ替わりで医師がやってくる

医師「どうして健診にも来なかったんです?」

医師から問われるが、香織は正直に自分たちの現状を話した

しかし医師から言われたことは予想外の言葉であった

医師「赤ちゃんが助かったのはあなたがとっさに庇ったからですよ」

香織は医師に言われるまで気づかなかったが、腕を骨折していた

香織は医師に涙ながらの訴えをする

香織「もっと他の時期に妊娠したかった・・・二人でおみくじで凶を引いたし、厄年だし・・・」

香織がそう言うと、医師は迷信かもしれないが・・・と言う

”厄年に子供を産むと、赤ちゃんが悪いものを流してくれる、そしておめでたい”

”厄年にだって科学的根拠はない”

医師「元気な赤ちゃんを産んで下さい、お金は待ちますから」

香織は医師のその言葉に本当に救われた

そして保幸も戻ってきた

保幸の手に持っていたものはお守りであった、それも厄除けの

保幸は怒って飛び出したのではなく、お守りを買いにいっていた

保幸「大丈夫だから・・・オレが絶対守るから、安心して産んでくれ―――」

 

そして元旦の明け方に香織は子供を産んだ

名前は”大吉”

大吉が産まれてから保幸も仕事が決まり、香織も保幸の知り合いに頭を下げてなんとか職にありつけた

そして三人はおみくじを引きに来ていた

結果は”小吉”、”末吉”

なんとも微妙な結果であったが、二人は

”大切な人がそばにいれば大丈夫、苦しい時はいつか終わりが来るから”

そう胸に誓い、生きていくことを決めた―――

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どうしてあの娘が―・・・~援助交際、妊娠、そして感染・・・~【第1巻】の感想

タイトルで暗い話なのかなと思っていたのですが、どの話も最後には幸せに終わって安心できました。

美加子は亡くなってしまいましたが、母もHIVに対する思いも変わったのではないかと思います。

半澤と沙也加、誰しも”消えてしまいたい”と思うことはあるかと思いますが、二人共自分の居場所を見失っていましたが、最後にはしっかりと実感できたので本当に良かったと思います。

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まとめ

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